原因や仕組みを知ろう抜け毛・薄毛の基礎知識

髪の毛の「仕組み」

私たちは、どうして年老いたり、状況によって薄毛や抜け毛に悩まされなくてはならないのでしょうか?
それを知るためにも、まずは髪の毛について紐解いていきましょう。

髪の毛って、どういう構造してるの?

髪の毛は爪と一緒!?  

私たちの頭部から生える髪の毛や体全体を覆っている体毛は、爪と同じなんだそうです。要するに、肌の角質層が変化してできた皮膚の一部分であるのだとか。
髪の毛の主成分は、タンパク質のなかでももっとも硬く強度のある繊維性でできています。それは爪や皮膚と同じく、ケラチンを材料としています。

見えるところだけが髪の毛じゃない 

髪の毛は、皮膚の上に生えているところしか見えないので、どうしても表面に出ている部分しか意識しにくいのですが、皮膚に埋まっている部分にも髪の毛は続いています。

皮膚のいちばん奥に位置する、毛細血管と繋がり毛の根元に膨らんでいる部分を「毛球」といいます。ここが髪の毛を製造しているところとなります。
また毛球の内側には、「毛母細胞」という細胞が連なる凹みがあります。ここに「毛乳頭」という毛細血管とつながって、髪の毛に必要な栄養分や酸素を取り入れられるようになっているのです。
こうして、栄養分などを髪の毛に受け渡す働きにより細胞分裂は起こり、分裂によって押し上げられた組織が髪の毛となる、そんな流れで髪の毛はできています。

<毛根は生まれたときから決まってる!> 

毛根の数は、すでに生まれたときから決まっているものであり、増えたり減ったりすることはありません。髪の毛は毛母細胞の細胞分裂の繰り返しにより成長するそうですから、髪の毛が薄くなったり抜けてしまうことにも、この辺りが関わっていそうですね。

3つの構造でできている髪の毛 

1本の髪の毛は、3つの構造によってできています。
シャンプーのCMなどでよく見かける「キューティクル(毛表皮)」というのは、髪の毛のいちばん外側部分のこと。うろこ状に連なっており、このキューティクルによって髪の毛の良質さが決まってきます。
そして、キューティクルが覆うなかに存在しているのが「毛皮質」、別名で「コルテックス」といいます。毛髪の色のもととなるメラニン色素を含んだ細い繊維状のタンパク質が束となって集まっています。これらには、紫外線から地肌を守るという役割もあります。

そして毛髪のもっとも中心部に位置するのが「毛髄質(メデュラ)」。このメデュラの太さによって、髪の毛の太さも決まってきます。ですから、産毛のような細い毛の中心部にはメデュラは見られないこともあります。
毛髄質のメデュラがどのような部分なのかというと、ハチの巣のように規則正しい立法体のかたちが並ぶ細胞で、少量のメラニン色素を含んでいます。空気を通す穴があり、空気穴に空気がたまることで、頭部を直射日光の熱から守る働きをしています。 

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